灯油18リットルで50万円!!油漏れの高すぎる代償とは

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目次

  1. 熊本地震で特産スイカなど農産物にも影響が
  2. 流出した油の回収には多額な費用がかかる
  3. 農業用ボイラーや油タンクなどの油流出防止対策
  4. 油が流出した場合はオイルフェンスなどで対策

熊本地震で特産スイカなど農産物にも影響が

熊本地震が発生して約4週間が経過しました。大規模な地震が相次いだ熊本県や大分県では、その後も余震が続き、気象庁では引き続き警戒を呼びかけています。

熊本県は全国トップクラスを誇る農業県。大人気のゆるキャラ「くまモン」の赤いほっぺから連想されるように、熊本県はトマトの収穫量全国1位、スイカ全国1位、イチゴは第4位と「くまもとの赤」に代表される農産物が有名です。

しかし、今回の地震で野菜や畜産物への影響も心配されています。

震災の影響で、イチゴやナスなどのハウス施設の被害が数十件に上り、これから出荷を迎えるスイカなど一部で影響も出ているそうです。

流出油の回収には多額な費用がかかる

大規模地震で注意しなければいけないことの1つが、事業所の燃料タンクなどからの油漏れです。

火災の危険性があるばかりか、油が水路や河川に流れたり、地下にしみこんでしまったりすると、日常生活だけでなく生態系や近隣農業や漁業等へも被害が及びます。
流出した油の回収には高額な費用が必要となります。

国土交通省によると、油 1 缶(1斗缶=18リットル)が河川に流出した場合、その回収・処理に、なんと50万円の費用がかかるとしています。
軽油や灯油の値段が18リットルで数千円と考えると、油流出の代償は極めて高くつくことがわかります。
しかも、その処理費用はすべて油を流出させた側(原因者)が負担しなければなりません。

さらに、被害の状況によっては、近隣から莫大な賠償請求をされる可能性もあります。

農業用ボイラーや油タンクなどの油流出防止対策

今回の熊本地震に伴い、熊本県農林水産部では、農業用施設・ボイラーや油タンクからの流出防止対策を次のようにまとめています。

1.施設対策

施設の破損や動作状況を確認し、破損や故障の場合は早急に修理等を行う。
重油タンク・油送管等の施設破損については点検補修を行う。

2.農業用ボイラー※や油タンクからの流出防止策

(1)タンクや配管の点検を行い、破損や劣化等が見られた場合は直ちに修理する。

(2)地震等により油タンクが倒れないようにタンクを固定する。

(3)万が一の油の流出に備えて「防油堤」を設置する。
「防油堤」は、屋外貯蔵タンクの周囲に設置する堤防で、条例で基準が定められています。

※ボイラーとは、燃料を燃やして温水などにする熱源機器のことで、園芸、農業のビニールハウスなどの暖房に広く使われています。油タンクは、灯油や重油など燃料用その他の油(危険物)を貯蔵するタンクのこと。大きく屋内地下型と屋外型に分けられ、オイルタンク、貯油槽とも呼ばれます。

3.農業用ボイラー等からの油流出事故の過去の事例

(1)農業用ボイラーの配管の劣化損傷により重油が漏えい

対応:役場、消防などがオイルフェンス※を設置

(2)配管が破損したまま油タンクの元栓を空けたことにより配管から重油が漏えい

対応:消防がオイルフェンス、オイルマットを設置

(3)農業用油タンクを撤去する際に水と間違えて投棄

対応:消防がオイルフェンスを設置

(4)農業用ボイラーのコックを誤って回し、重油が用水路へ流出

対応:用水路にオイルフェンスを設置

※オイルフェンスとは、水域に流出した石油類の拡散を防ぐために水面に張る囲いのこと。

油が流出した場合はオイルフェンスなどで対策

油が排水路、河川、田畑等に流出した場合、早急に除去する必要がある。
油の流出を発見した場合は原因を確認し、流出を止められる場合は直ちに対応する。
流出を発見したら、直ちに役場、市役所、消防署等へ連絡し、関係機関の指示に従う

(1)排水路、河川に流出した場合はオイルフェンスや油吸着マットで拡散を防止

基本的にはオイルフェンス等で油分の拡散を防止したうえで、油吸着マット等で油分を吸着・除去します。

(2)ほ場等に流出した場合は汚染した土を取り除く

油等で汚染された土壌を除去するのがもっとも確実な方法です。汚染の拡散を最小限にするために、ただちに汚染された土壌をビニールシート等の上に掘り上げ、さらに上部を覆うなど、可能な限り飛散・流出防止に努めて下さい。
対応が遅れると時間の経過とともに汚染が拡散し、処理に係る時間と費用が増大します。

以上、熊本県農業革新支援センター情報-4月14日大規模地震に伴う施設等対策についてから加筆転載しています。

いざという事故に備えるため、日常の修理点検を怠らないことが一番重要です。

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